2005年 12月 12日
誰でもわかる!簡単【個人情報保護法】34 ~不要な個人情報は求めない~
経済産業省の主催の情報セキュリティガバナンスシンポジウム」が東京で開催されました。
残念ながら参加できなかったのですが、インプレスウォッチに講演概要の記事が出ています。
「不要な個人情報は求めない」ヤフー井上社長、情報セキュリティを語る

興味深いのが去年個人情報漏えい事件で話題になったソフトバンクグループのヤフーの井上社長の講演です。

ヤフーが運営する「Yahoo! JAPAN」では、2005年9月時点で約4,000万人強のユーザーIDを発行しており、実際にこのIDでログインするユーザー数は1,400万人に上る。多数の個人情報を保有するヤフーでは、情報セキュリティの重点ポイントとして顧客情報の保護を最優先にしているという。

 これを実現するために最も重要としているのは、「必要以上に情報を収集しない、蓄積しない」ということだ。例えば、ある年齢層に向けた広告を出すために個人情報を取得する際は、わざわざ生年月日を求めるのではなく、生年のみを要求する。エリアを絞った広告を出す場合には、郵便番号で十分なため住所を要求しない。井上社長は、「持っていない個人情報は絶対に漏洩しない」と語る。

やはり、漏えい事件の経験から出る言葉には、説得力があります。
また、セキュリティ対策については次のように述べられています。

最後に井上社長は、「さらなるセキュリティ強化のためには、業界をあげての取り組みが重要」と語り、他社の優れたセキュリティ対策は自社にも取り入れるべき、「自己満足はセキュリティ対策を後退させる」との考えを示した。さらに、明確な目標と現状認識が重要だとして、最終的には「普通に仕事をしていれば、意識をしていなくてもルールが守られているという状況が目標」と語り講演を締めくくった。

セキュリティ対策における「自己満足」は積極的に取り組んだ企業ほど陥りやすいといえます。個人情報保護法が施行され、対策が一通り終わり安心している担当者の皆さん、安心はできません。世の中の動きや他社の動向に目を配り、自社の対策を見直すことを忘れずに。
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by office-izutani | 2005-12-12 10:27 | 誰でも簡単【個人情報保護】


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