2005年 11月 20日
誰でもわかる!簡単【個人情報保護法】17 ~個人情報漏えい事件に学ぶ~
女性用下着メーカーのワコールは、ネットショッピングサイトの顧客4757人分の個人情報が漏えいしたと発表しました。原因はサーバーへの不正アクセスで、住所や電話番号、クレジットカード番号や有効期限が流出しているとのことです。

不正アクセスされたサーバーは、委託先のNECネクサソリューションズ大阪データセンターが管理しており、両者で協力して調査するとされています。

今回の事件では、クレジットカード情報が流出しているため、クレジットカードの不正使用という被害が出ています。カード会社の対応によって、実害はないということですが、カード変更手続の手間など、ユーザーに被害を与えていることには違いありません。
このような事件は、ECサイト利用の不安増大といった社会的悪影響を及ぼすことで、他の多くの企業に対しても間接的な被害を与えてるともいえます。

今回の事件でワコールは、お客様情報の流出に関するお詫びとご説明というページで、被害内容や調査状況、問い合わせ窓口等について公表しています。
11月19日の土曜日という会社休業日でありながら、発表に踏み切ったため、まだ事件について知らない従業員向けの通知も行っています。
個人情報漏えいを発生させ、消費者に被害を与えたことは、大きな問題です。
ただ、このような発表をすばやく実施することは、企業の対応としては評価できる点ではないでしょうか。
(もちろん、今後の発表の状況にもよりますが。)


このような事件を見て、

 大企業だって結構管理が甘いんじゃないか?
 組織が大きすぎて、管理体制が機能していなんじゃないの?

なんて、批判をすることは簡単です。
しかし、自社にこのようなことが発生したときに、同様に対応できるでしょうか?
他社の事例を見て学ぶことは多いですよ。
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by office-izutani | 2005-11-20 11:21 | 誰でも簡単【個人情報保護】


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