2005年 10月 13日
誰でもわかる!簡単【個人情報保護法】⑨ ~個人情報保護教育について~
よく、個人情報保護に取り組まれている企業の経営者・担当者の方々とのお話させていただく機会があります。
そこで、多くの方は、しみじみ
「仕組みづくりや、システムの見直しも大事ですが、最終的には個人のモラルですよね~」
と言われます。

この一言は、ある意味、非常に的を得た意見です。プライバシーマーク取得の過程などで、これまでの業務の流れを変え新しいルールを作ったり、セキュリティを強化した情報システムを導入しても、現場の担当者がルールを守らなかったり、システム管理者が管理を怠ったりすれば、効果が無くなってしまうからです。
経営者・個人情報保護の担当者は、頑張って作り上げた個人情報保護の社内ルール・システム(個人情報保護コンプライアンス・プログラム)が現場に浸透の重要性とその難しさを実感されており、そこから出た言葉だと思います。

当然、個人情報保護の社内ルール・システム(個人情報保護コンプライアンス・プログラム)の中に、ルールが適切に守られているか、管理が適切に行われているかをチェックする仕組みを作る事が重要なのですが、一方で、この個人のモラル・意識を高めるために重要なのが、「教育」になります。

既に、個人情報保護における「教育」の重要性は、企業の方々の多くは認識されています。
(中には、教育だけやっておけば良い。あとは社員のモラルの問題で、会社は責任が無いと思われている方もいらっしゃるようですが・・・)
実際に個人情報保護の教育で問題になるのが、継続的な実施です。個人情報保護を取り巻く環境は、日々変化していきますし、社内のルールが見直されれば、これも周知していかなければなりません。個人情報保護の社内ルール・システム(個人情報保護コンプライアンス・プログラム)を形骸化させないためにも、年一回程度の教育を実施した方が良いでしょう。

しかし、継続的に、どのような内容を教育するか?となると、一つ問題が出てきます。最初の教育(初回教育)は簡単です。個人情報保護に関する500円程度の安価な書籍をテキストにグループごとに読み合わせをしても良いでしょう。しかし、2回目以降の教育(継続教育)を実施する時になってまったく同じテキストで良いのかという問題が発生するのです。「ネタ切れ」です。

この「ネタ切れ」を解消する方法はいくつかあります。
例えば、教育の単位を部署ごと、課ごとなどに別け、それぞれ教育担当を選任し、現場にあった教育プログラムを作って言っても良いでしょう。この場合、教育を実施する講師役の教育が重要です。
それほど大規模でない企業であれば、講師を外部から呼んできて、研修形式の教育を実施するのも良いでしょう。この外部講師、実は意外と効果的です。内部の人の話は聞かないけれど、外部の人の他社の事例を踏まえた話なら聞くということもあるようです。
また、人材派遣業などで、社員を全員集めることがむずかしいようなケースでは、eラーニングが効果的です。ASP方式のeラーニングであれば、テキストの内容も更新されるので、新しいネタ探しをする必要はありません。eラーニングの良いところは、場所や時間が限定されないこと。理解度が確認できる点です。いろいろな企業が販売されていますので、教育担当者の方々は、検討されてみてはいかがでしょうか?
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by office-izutani | 2005-10-13 12:43 | 誰でも簡単【個人情報保護】


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